報道によると、2024年夏の世界平均気温は観測史上、最高を記録。猛暑の記録更新は23年に続き、2年連続でした。専門家は世界平均気温の記録は今後も更新されると予測し、今年の記録的な暑さと大雨について分析を行った日本の文部科学省や気象庁などの研究チームは、温暖化が影響していた可能性があると結論づけました。日本でも厳しい暑さが長期間続き、今年2024年に熱中症で搬送された人の数は全国でほぼ9万人に達する見込みです。WHOは2030年には地球温暖化による気候変動が原因で命を落とす『気候変動関連死』が年間約25万人に達すると推計しています。このような状況で、日本の気候変動政策の具体的な方針や方向性は、いまどこにあるのでしょう。日本の各地域にある未来をつくる新しい動きには、どういったものがあるのでしょう。
住民の代表として私たちが住む自治体の議会に参加し、住民の意思を行政や財政に反映させることのできる地方議員はもちろん、私たち市民/住民にも、自治体の動きに影響をおよぼし、決定までの過程に参加していく地方自治があります。個人が集い、仲間とともに仕組みの変化につながる行動、具体的な解決策を実践していくことも大切です。気温が高い状態が長期化すると、通常の自然界のバランスが崩れ、気温の上昇だけでなく、嵐の被害の増大、干ばつの増加、海の温暖化と海面の上昇、生物種の喪失、食糧不足、健康リスクの増大、貧困と強制移住などとともに、私たちの生活は多くのリスクにさらされます。これからも地球で暮らしていくために、気候変動を食い止めることのできる社会を、自分たちの手でつくりませんか。
トーク&セッションイベント
今年の1~2月にかけて全パタゴニア直営店で開催した第一弾のイベント「地方議員という選択。暑すぎた夏。日本の気候変動対策のいま。」では、およそ800名のさまざまな参加者が、カジュアルな雰囲気のなか、イベントパートナーの話に真剣に耳を傾けるとともに、それぞれの意見を積極的に共有しあう場となりました。第二弾のイベントにもぜひご参加ください。
・どなたでも参加できます。
・イベント中、ソーシャルメディアでの投稿を目的とした撮影をさせていただきます。
・各会場にイベントパートナーが参加いたします。当日、参加するパートナーは各会場毎に異なります。
イベント・パートナー
・一般社団法人No Youth No Japan
・一般社団法人日本若者協議会
・認定NPO法人気候ネットワーク
・一般社団法人Climate Integrate
・ゼロエミッションを実現する会
・350.org Japan
・一般社団法人Protect Our Winters Japan
・record 1.5