クライミング・アンバサダーのショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコールをゲストに迎え、横山勝丘との対談イベントを開催します。今回語られるのは、ショーンが2023年に敗退したグリーンランド東部スコアズビー湾のフィヨルドの最奥にある花崗岩の巨大な壁「ミラー・ウォール」に新たなチームと共に再挑戦したストーリー。
−グリーンランド遠征のためのトレーニング中に突然亡くなったという訃報を受けたチームメイトたちは、悲しみに打ちひしがれた。彼らの計画は決行されたものの、それに臨む心構えは異なるものとなった。「出発したメンバーは4人、いや、5人と言っていい。僕らは慶大の写真を持って行ったから」−
−「慶大は間違いなく、僕らと一緒に来ていたよ」とショーンは言う。−
Fall 2025 パタゴニア ジャーナルより
※イベント中、ソーシャルメディアでの投稿を目的とした撮影をさせていただきます。
※開始、終了時間が前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。
■開催場所
パタゴニア 東京・渋谷
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-16-8
■参加費
無料
■お問い合わせ
パタゴニア 東京・渋谷 03-5469-2100
■スピーカー
ショーン・ヴィラヌエバ・オドリスコール (パタゴニア・クライミング・アンバサダー)
アイルランド人の母とスペイン人の父のもとベルギーに生まれ、世界各地の人里離れた過酷な山岳地帯での挑戦的な登攀が高く評価されている。特に2021年南米パタゴニアでの偉業が知られており、全長5kmに及ぶフィッツ・ロイ山脈の稜線を単独で縦走するという前人未到の快挙を達成。この功績により2022年にピオレドール賞を受賞。その卓越した身体能力に加え、謙虚でユーモアにあふれ、クライミングを心から楽しむ姿勢で多くの人々を魅了している。
横山 勝丘 「ジャンボ」(アルパインクライミング、ロッククライミング・アンバサダー)
1979年神奈川県相模原市生まれ。大学時代に山岳部に所属し、本格的な登山を始める。大学卒業後は2005年のアラスカを皮切りに、アンデス、ヒマラヤ、パタゴニアから、北米やヨーロッパでのクライミング、また辺境の地での岩場開拓に奮闘。2010年にローガン南東壁初登攀に成功し、翌年2011年に第19回ピオレドール賞を受賞。