スピアフィッシャーが語る海とのつながり

2025年12月5日(金)
パタゴニア東京・原宿/アウトレット
19:30受付 / 19:45開始 / 21:00終了

人間に備わる“本能”を手がかりに、海とつながる感覚を取り戻す。世界記録を持つスピアフィッシャー小坂薫平さんが素潜りを通じて感じた自然とのリンク、そして海の偉大さを語ります。

小坂薫平さんのコメント:
“本来、人間がいる場所ではない「海」という世界へ、たった一息で潜り込み、モリで自分より大きな魚を狙う。それは、一方的に魚を獲るだけではなく、こちらも命を失う可能性を多分に孕んだ行為だ。単に魚を食べたいだけなら、お店で買えばいい。より安全で確実な方法はいくらでもある。ではなぜ、前時代的で不合理なこの行為に、自分はここまで取り憑かれるのか。僕は、海が好きだ。だが、「食う食われる」という渦中に身を投じた時、初めて顔を覗かせる海の一側面がある。ワイルドな海にモリを片手に飛び込み、そこで出会う海の秘密は、どこまでも僕の好奇心を焚き付けてやまない。海とは何か。命とは何か。そして、生きるとは一体なんなのか。”

※イベント中、ソーシャルメディアでの投稿を目的とした撮影をさせていただきます。
※開始、終了時間が前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。


■開催場所
パタゴニア東京・原宿/アウトレット
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目18−24 ジム・アベニュー 1階

■参加費
無料

■お問い合わせ
パタゴニア東京・原宿/アウトレット 03-3408-1888

■ゲスト
小坂 薫平(こさか・くんぺい)

1995年、秋田県生まれ。東京海洋大学卒。素潜りで海に潜り、モリ一本で巨大な魚を狙うプロスピアフィッシャー。年間250日を国内外の海で過ごす放浪生活を送る。2019年に日本人初となるスピアフィッシング世界記録を樹立。以降、現在まで六つの世界記録を樹立してきた。プリミティブな漁具で巨大な魚を狙うスタイルは世界的にも類を見ず、海外を中心に話題となる。2025年、11年に及ぶ挑戦の末、スピアフィッシング界で長年未踏のテーマであった「100㎏超のイソマグロをモリで仕留める」ことを達成。挑戦の様子を撮影したドキュメンタリー映画「Mission100」が製作中。素潜り潜水68m、息止め6分45秒。